2022年3月3日

ステレオ時代 vol.20

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【特集】『T』と『K』の物語

トリオは日本のオーディオ界を支えた一社であり、同時に技術集団だった。
トリオに始まり、ケンウッドになり、現在はJVCケンウッド。
オーディオ界の変遷とともに業態を変え、すでにその製品群に昔の面影はない。しかし、経営者や株主が変わっても、ベースはつねにトリオだった。
1970年代から90年代半ばまでの「TrioとKenwood」の四半世紀を、
技術開発を中心に振り返ってみる。

・トリオとケンウッド・序章~ DNA は、本当にあった
・ゲームチェンジャー登場。
 ~プリメインの流行は一夜で変わった
TRIO KA-7300
・片手間だなんて、だれが言った!
 ~ユニットと箱の関係に挑んだ最適解
TRIO LS-1000
・T&K 最後のハイエンドモデル
 ~「ラボラトリー」に込められた情熱
KENWOOD L-D1
・トリオの資産が活きた
 「凝縮型」カーオーディオ
・T&K 最後のハイエンドモデル
 ~「ラボラトリー」に込められた情熱
TRIO KT-9900/KENWOO L-01T/L-02T
・正確な「回転」とディスクの「支え方」
 ~ CD につながったアナログディスク技術
KENWOOD KP-1100

【特集】TDKはこうして世界一になった!!

『コンパクトカセット』はご存知のとおりフィリップスが作り上げた統一規格だ。だがもともとはメモ録程度の用途しか想定されていなかった。それをオープンリールテープに匹敵する音楽録音を可能にしたのは日本のテープメーカーの技術力。そして日本のテープ業界を牽引したのがTDKだった。

・TDK 歴史みらい館
 ~TDK の歴史は日本の電子技術の歴史だった。
・TDK 躍進の秘密は技術力に加えて高い発信力にあった !
・アナログカセット時代の総決算~MA-Rを超えろ!!
 TDK MA-XG Fermo
・今、あえてCDで鑑賞する
 筒美京平サウンドの世界
・ポータブル・レコードプレーヤー・スペシャル
 “てんとう虫”の音の秘密
  ~コロムビア・ポータブル・レコードプレーヤー
 [スペシャル・コミック]さくらのラヂオ 特別編
 ラヂ子の生まれた時代 ~ SPと『宝塚少女歌劇』
 まだあるおもしろプレーヤー♪
・エレクトリックパーツ・パラダイス~千石電商秋葉原
・D-10WM で広がるシステムの可能性
 Conclusion D-10WM
・励磁式スピーカーのある蕎麦屋さん/山形県天童市・そば吉里吉里
・あのころをプレイバック
『 温故知新・オーディオ歴史館』収録現場から
・SCRAPBOOK・編集後記
・TAKE FIVE

[20号記念 特別付録]
 製品・人名索引(前編/創刊号~10号)

タイトル:
ステレオ時代 vol.20
定価:
1540円(本体1400円)
発行年月日:
2022年3月3日
978-4-7770-2638-8

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