9月25日発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.12」のカバーを矢沢永吉が飾ることになった。特集企画「音楽の未来」には、常田大希(King Gnu/ millennium parade)と江﨑文武(WONK/ millennium parade)による盟友同士のスペシャル対談が掲載される。10月21日にオールタイム・バラードベストアルバム『STANDARD ~THE BALLAD BEST~』をリリースする矢沢永吉。CD3枚組、全39曲トータル173分。そのうち17曲をミックスダウンし直しているというだけあって、2020年の矢沢が考える「矢沢音楽の集大成」(本人談)に仕上がった。そんなキャリア初のバラードベストについて語った独占インタビューをお届けする。特集「音楽の未来」は最先端のテックやプラットフォーム、メンタルヘルス、教育や価値観など、様々な角度から音楽文化にとっての「よりよい未来」を探る企画。ここではWONKが挑んだ3DCGライブの密着取材記事、大反響をもたらしたKing Gnu配信ライブのレポートに加えて、東京藝術大学で同級生だった常田大希と江﨑文武が、ライブや映像の未来、両者の「表現」に対する考えなどを語り合うスペシャル対談も実現している。同特集ではさらに、「SUPER DOMMUNE」主宰の宇川直宏、イギリス発VR音楽アプリ「MelodyVR」のCEOアンソニー・マチェット、天才マルチ音楽家のジェイコブ・コリアー、UKジャズの最前線で活躍するヌバイア・ガルシアによる学び多きインタビューのほか、若林恵(黒鳥社)による「メンタルヘルス問題から考える、産業から解き放たれた音楽の役割」、ライター・辰巳JUNKによる「これからの音楽を支える、テックとコミュニケーションの新しい形」、大人気アプリの実像に迫った「ヒットを量産するTikTokの裏側」などコラムも充実。現実がフィクションを追い越し、バーチャルがリアルに追いつこうとしている今、音楽はどんな未来を描こうとしているのか。計60ページの大型特集!その他の記事は以下の通り。・POP RULES THE WORLD今、世界のポップミュージックシーンでは何が起こっているのか? それを「トレンド」「プレイリスト」「アルバム」「ソング」など多角的な切り口で伝える特集。今号ではこれからのポップミュージック=「音楽の未来」を考えるにあたって、30年以上に渡ってポップの最前線と並走してきた音楽批評家の田中宗一郎が、オンラインカルチャーは音楽に何をもたらし、何を変えてきたのかを語る「ビハインド・ザ・シーン」にも注目。・MONOEYESバンド史上最高傑作となった3rdアルバム『Between the Black and Gray』に込めた想いを細美武士(Vo, Gt)、スコット・マーフィー(Ba, Cho)、戸高賢史(Gt)、一瀬正和(Dr)が語る。・キャメロン・クロウ、ロックンロールへのラブレター公開から20周年を迎えた映画『あの頃ペニー・レインと』。監督のキャメロン・クロウが自ら語る制作秘話、そして今なお色褪せないジャーナリズムと音楽の力を伝えるメッセージとは?・全米UFOカルチャーDEEP案内パンデミック前の2019年9月、米ラスベガスの150マイル(約240キロ)北にある停止信号が皆無のレイチェルとハイコという町には、何万という数の人々が訪れる予定だった。地図上で目視不可能なその小さな町は、軍によって厳重に警備されているエリア51の最寄りの居住地区だ。果たして一体そのエリアで何が行われたのか?これは未確認飛行物体に取り憑かれた者たちのドキュメンタリーである。・斉藤壮馬6月、8月、9月にかけて「in bloom」シリーズと銘打ち、3曲連続で配信リリースを敢行した斉藤壮馬。数多くのアニメ・ゲーム作品に出演する声優業のかたわら、音楽活動も3周年を迎えた。新章を高らかに告げた「ペトリコール」「Summerholic!」「パレット」の3曲とともに、斉藤は音楽家としてどこに向かおうとしているのか?BOOK:神はサイコロを振らないCoffee and Cigarettes: 高橋一生玉置周啓(MONO NO AWARE)ART: TAKU OBATACLOSE-UP:冬野梅子 etc.