2020年3月25日

Rolling Stone Japan(ローリングストーンジャパン)vol.010 2020年5月号

・COVER STORY

 INABA/SALAS

INABA/SALASは、B’zの稲葉浩志とスティーヴィー・サラスによるプロジェクト。型破りなユニークさと、音楽の国境やジャンルを超えたサウンドが話題となった彼らが、3年の時を経て再び始動。撮りおろしの表紙写真とともに、4月15日にリリースされる2ndアルバム『Maximum Huavo』について2人がインタビューに応じた(聞き手は音楽ライターの増田勇一)。
「このアルバムはクールを超えてクレイジーだ」とサラスが語るように、極めし者たちによる特別なケミストリーが炸裂した本作。この2人の自由度の高さはどこから来るものなのか? INABA/SALASのサウンドを形成するうえで大切な「ある楽器」とは? さらにザ・クラッシュからゲイリー・ニューマンまで、2人の共通言語である「音楽愛」にまつわるエピソードや、バンドやツアーに臨むスタンスなど、自然体で最強なプロジェクト、INABA/SALASの魅力を深掘りした。

・PLAY MUSIC:いまこそ「楽器」を

サンダーキャット×休日課長 (ゲスの極み乙女。)
グリフィン
Suspended 4th
PEDRO
茂木欣一(TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA)
AAAMYYY
石若駿
江﨑文武
MELRAW
塩塚モエカ (羊文学)×君島大空
後藤輝基 (フットボールアワー)

「演奏して音を鳴らす」というのは突き詰めるほど奥が深い。今回、Rolling Stone Japanでは第一線で活躍するミュージシャンに広く声をかけ、「楽器論」を語ってもらうことに。サンダーキャットと休日課長による夢のベーシスト対談では、互いの演奏論はもちろん、恋愛観(?)についてもトーク。後藤輝基は『ゴッドタン』の「マジ歌選手権」や『アメトーーク!』の「ギター芸人」などで演奏してきたギターへの愛情をたっぷり明かしている。ほかにも、PIZZA OF DEATHが誇る技巧派バンドから、EDMを拡張するプロデューサー、次代を担うジャズドラマー、「楽器を手に取ったのはつい最近」と語るBiSHのメンバーまで、それぞれの言葉と愛器の数々を通じて、この時代に楽器を手に取る意味をディープかつカジュアルに考える。
さらにコラムでは、若林恵(黒鳥社/WIRED日本版前編集長)による「メイド・イン・ジャパンは誰をエンパワーしたのか?」、音楽評論家の田中宗一郎による「『ギター音楽』の変遷、その70年史」を掲載。


・POP RULES THE WORLD
今、世界のポップミュージックシーンでは何が起こっているのか? それを「トレンド」「チャート」「プレイリスト」「アルバム」「ソング」など多角的な切り口で伝えるリニューアル第1弾。ポップのグローバル化、ロディ・リッチ、RMRの曲についてなど盛りだくさんの内容でお届け。


・いま最も熱い全米各地の音楽シーン
豊かな音楽的土壌を誇るナッシュビルやシカゴから、オクラホマ州タルサやメイン州ポートランド等の新たなホットスポットまで。現在の音楽シーンの震源地となっている8都市と、音楽ファンがいま足を運ぶべき世界各地の人気エリアを紹介する。


・宮本浩次
初のソロアルバム『宮本、独歩。』を完成させた宮本浩次に、公私ともに交流のあるライター/DJのジョー横溝が直撃。リラックスしたムードでのトークセッションをお届け。


・HIROOMI TOSAKA
登坂広臣(三代目 J Soul Brothers)の最新ソロライブのレポートに加え、貴重なインタビューを掲載。WEBには未掲載の写真も。


Coffee and Cigarettes:
鈴木重伸 (THE ORAL CIGARETTES)
豊原功補


CULTURE:Japanese Rare Groove
ART:MADSAKI
CLOSE-UP:なみちえ etc.

タイトル:
Rolling Stone Japan(ローリングストーンジャパン)vol.010 2020年5月号
定価:
1000円+税
発行年月日:
2020年3月25日

バックナンバー/関連誌