3Dプリント・モデリング。近年、鉄道模型シーンでも盛んに見聞きするようになったこの技法、大まかに言えばパソコンの画面上で三次元の設計図(3D-CAD図)を製作し、その設計データを3Dプリンタへと送り込み、立体のパーツを出力するという方法です。さすがに完成した模型をポンと出力できるわけではなく、各々のモデラーによる組立や下地処理・塗装といった工程は必要ですが、デジタルデータから立体物を“印刷”できる3Dプリントは、スクラッチビルドのあり方に大きな影響を与えつつあります。高精度な出力サービスが充実してきたこと、フリーウェアを含む手頃な3D-CADソフトの普及なども相まって、量産製品と見紛うような仕上がりを個人製作で得ることも不可能ではなく、鉄道模型への応用例も年々増えてきています。今回は読者の皆さんから寄せられた作品を軸に、Q&A方式で鉄道模型における3Dプリントの活用についてご紹介しましょう。
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