列車の運行方式の一つに、同一方向へ向かう列車を途中駅で分割して、別々の路線へ振り分ける「分割」と、その逆となる「併合」という方式があります。この方式はおもに特急列車などで用いられ、使用する車両も分割・併合に対応した機能を持つ専用車両が用いられます。一方で普段通勤・通学で利用される一般の列車にも同様の方式が用いられる場合がありますが、その目的はおもにラッシュ時の輸送力確保として車両を増やす「増結」として用いられています。これらの「分割・併合」は通常の運用中に行われるため、その対象駅ではその作業シーンを見ることができ、鉄道ファンに限らず、そのシーンを見たさにホームに人だかりができるほど人気があります。鉄道模型においても「分割・併合」は運転で再現する楽しみ方の一つとして人気があり、近年では各メーカーでも分割・併合シーンをリアルに再現できるギミックを盛り込むなど、工夫を凝らした製品が続々と登場しています。本特集では、そんな分割併合列車の魅力にスポットを当て、全国各地で見られる分割・併合列車を実物と模型で紹介。また、よりリアルな演出を楽しむためのレイアウトプランや、車両への加工アイデアなども詳しく紹介していきます。
・NEW MODEL SPECIALDD51(TOMIX・Nゲージ) / 165系改良品(KATO・16番) / 20系寝台特急あさかぜ(KATO・Nゲージ)都営浅草線5500形(ポポンデッタ・Nゲージ)
・プレミアム レビュー(直近製品の楽しみ方を紹介・加工記事) 201系中央線(TOMIX・Nゲージ)
・大型新連載「関良太郎の鉄道模型ライフ(仮)」・不定期連載「架空鉄道のススメ」・鉄道サブカルバラエティ「# 鉄道絶対領域」・イベントレポート 静岡ホビーショー・グランシップトレインフェスタ