鉄道模型の量産製品では、現在はプラスティックが主流となりましたが、工作用途では旧来から「紙」や「金属」といった素材が使われています。製品で最も触れる機会の多いプラスティックにおいても、工作にはプラ板をはじめとした各種工作用の「プラスティック素材」が用いられ、時にはこれらの異素材同士を組み合わせて使う場面もあります。 模型工作を楽しむには、まず各種模型用素材の種類を知り、それぞれの特性にあった加工方法を覚えることが上達への近道となります。それらを知ることで、既存製品をベースにした改造工作をはじめ、最終的には既製品にはないものをフルスクラッチ(自作)することができるようになります。 今回の特集では、鉄道模型でもっとも用いられている「プラスティック」「紙」「金属」の3種の素材にスポットを当て、各素材のエキスパートによる素材の解説と、工作テクニックを詳しく解説していきます。また、108頁にはプラ板によるフルスクラッチの練習に使える、「プラ板練習用型紙(Nスケール駅ホーム待合室)」も特別収録。本特集記事を参考に、是非チャレンジしてみてください。(内容区分:模型工作・技法解説/対象:工作初心者〜経験者向け)
【プラスティック】プラ板&プラ棒 工作の基本(解説:江頭 剛)【紙】宮下流 ペーパー工作基礎講座(解説:宮下洋一)【金属】伝説の鉄道模型社キット回顧録(解説:須永秀夫)
●NEW MODEL SPECIAL(話題の新製品を厳選して詳しく紹介)西武001系Laview(マイクロエース・Nゲージ)EF61/郵便・荷物列車(KATO・Nゲージ)キハ122系(KATO・Nゲージ)京阪7200系(グリーンマックス・Nゲージ)
●誌面続々リニューアル!超大型連載スタート!「関 良太郎 かく語りき」鉄道模型国内最大手メーカー「KATO」で長年製品開発に携わってきた関 良太郎氏が、普段は知ることのできない鉄道模型製品開発の苦労話や各製品にまつわる思い出話、メーカーからユーザーへ伝えたいことなどを「記録」として後世へ残すべく、鉄道模型業界の重鎮である同氏による大型新連載がスタート!いちメーカー開発者として、方やいち鉄道模型ファンとして、あらゆる視点から鉄道模型そして鉄道の魅力を熱弁します。さらには鉄道以外のホビーライフにも触れるなど、本連載から人物像が読み取れるような楽しいエッセイとして毎号お送りします。
「江頭 剛のなんでんかんでん大百科」長期連載中の「江頭 剛の模型工作なんでんかんでん」が、より題材の制約がない「なんでんかんでん大百科」としてリニューアル!第一回目は改めて自己紹介を兼ねて、江頭さんのこれまでの活躍を、懐かしい1980年代模型店での思い出と共に振り返ります。一定層には「ケイブンシャの大百科」でおなじみの同氏による、懐かしいコミカルイラストやマンガも復活します!
「# 鉄道絶対領域」鉄道模型専門誌ながら、「鉄道サブカルバラエティ」をテーマにした新企画がスタート!今回は鉄道玩具が主体の内容で、代表的な「国民的鉄道玩具」の超絶作品やイベントの様子を紹介。さらに人気の「コンテナ弁当」や懐かしの「ブリキ電車」の思い出話など盛りだくさんでお届けします!