1966(昭和41)年まで淡路島に存在していた淡路交通鉄道線(洲本~福良間23.4km)について、下巻では各駅の概要と歴代の車両を紹介します。
1922(大正11)年11月の洲本口~市村間部分開業時より蒸気機関車牽引による客車・貨車で運行を開始、1931(昭和6)年からはガソリン動力の併用が開始されました。戦後の1948(昭和23)年には電化により電車運転を開始、これに備え南海電鉄より5両の電車を譲り受けたほか既存のガソリンカーも電車化され、他に阪神電鉄からも車両を購入しつつ、廃止となる1966年まで電車運転は続きました。