2022年9月30日

RMライブラリー267 淡路交通(上)

兵庫県の淡路島には、1966(昭和41)年まで島内を走る電車が存在していました。
1922年(大正11年)に淡路鉄道として洲本~福良間23.4kmが開通、1943(昭和18)年に島内のバス会社との戦時統合により、
現在でも残る「淡路交通」の一路線となりました。
国内唯一の離島の鉄道として通勤・通学や観光に重宝されましたが、国道の改修にあたって踏切が支障となり、
高架化の提案も地元に反対されバス転換が要請されたことから、鉄道線は40年余りの歴史を閉じました。
本書は上下二部構成の予定で、上巻ではカラーグラフを交え路線の沿革などを解説。下巻にて各駅および車両について紹介の予定です。

【コンテンツ一覧・上巻】
はじめに

1.淡路鉄道
(1)洲本~福良間免許
(2)会社設立は難航
(3)開業に向けて
(4)洲本口~市村間開業
(5)市村~賀集間開業
(6)全線(洲本~福良間)開業
(7)内燃動力併用
(8)福良駅延伸
(9)旅客と玉葱で賑わった昭和初期
(10)戦時体制へ

2.淡路交通
(1)電化
(2)宇山~岩屋間免許申請
(3)増え続けた旅客
(4)国道改修
(5)全線廃止
(6)『さようならローカル鉄道』の一文

上巻のおわりに

【コンテンツ一覧・下巻】
下巻のはじめに

3.施設・駅
(1)保安方式
(2)停車場・停留場

4.車両
(1)蒸気機関車
(2)客車
(3)内燃動車
(4)電車
(5)貨車
5.廃線後の淡路交通と周辺

おわりに

 

タイトル:
RMライブラリー267 淡路交通(上)
定価:
1,485円(本体1,350円)
発行年月日:
2022年9月30日
978-4-7770-5498-5

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