高度成長期以降、道路整備の進展により貨物輸送の主役が鉄道からトラックに移行するにつれ、各鉄道で所有していた機関車は減少傾向にあります。本書では、RMライブラリー280・281巻で取り上げた電気機関車編の続編として、1993(平成5)年4月1日に在籍およびそれ以降に入線した私鉄のディーゼル機関車について、その生い立ちと現在までの変遷を紹介します。北日本編、関東・中部編、西日本編の3部構成で、3冊目となる西日本編では東は岐阜県および北陸3県(富山・石川・福井)から、西は九州までの18社が所有するディーゼル機関車について解説します。
■掲載内容29.樽見鉄道30.西濃鉄道31.長良川鉄道32.神岡鉄道33.黒部峡谷鉄道34.富山地方鉄道35.あいの風とやま鉄道36.万葉線37.北陸鉄道38.福井鉄道39.ハピラインふくい40.近江鉄道41.嵯峨野観光鉄道42.水島臨海鉄道43.伊予鉄道44.平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線45.島原鉄道46.南阿蘇鉄道掲載各鉄道のディーゼル機関車一覧表(諸元表)