本書はかつて国鉄に在籍した無蓋車のうち、1907 年の鉄道国有化以降、国鉄自らが設計した量産形式について、その発達の系譜を上下2巻にまとめたものである。
下巻では、第五章として戦後の無蓋車の共通知識を取り上げ、第六章はトラ(荷重17 ~ 19 トンの無蓋車)のうち戦後期以降のもの、第七章ではトサ(荷重20~24トンの無蓋車)、そして第八章ではトキ(荷重25トン以上の無蓋車)を形式毎に解説する。
【目次項目】
下巻のはじめに
5. (下巻の)序論
5.1 複数荷重制度(コトラ)
5.2 複数荷重制度(ストラ)
5.3 有蓋兼用無蓋車(ワトラ)
6.トラ(戦後)
6.1 トラ25000形
6.2 トラ30000形
6.3 トラ35000形
6.4 トラ40000形
6.5 トラ45000形
6.6 トラ55000形
6.7 トラ70000形
7.トサ
7.1 トサ1初代形
8.トキ
8.1 トキ1形
8.2 トキ10 形
8.3 トキ66000形
8.4 トキ900形
8.5 トキ15000形
8.6 トキ25000形
おわりに