2018年1月20日

RMライブラリー 222 三江線88年の軌跡

三江線は日本海側の江津駅(島根県)と三次駅(広島県)の間、108kmを結ぶ鉄道です。中国山地を越えて瀬戸内海側の山陽地方と日本海側の山陰地方を結ぶ国鉄路線のひとつとして大正末期に着工し、最初の区間は1930(昭和5)年に開業しました。以後延伸を繰り返しましたが、全線が開業したのは45年後の1975(昭和50)年のことでした。 ほぼ全線が江の川に沿った風光明媚な路線ですが、蛇行した川に沿った線形のためもともと全線を通す旅客需要は多くはありませんでした。海水浴列車やSL列車など観光客向けの臨時列車が運行されたこともありましたが、ついに2018(平成30)年3月末限りで全線が廃止されることが決定しました。 本書は写真・資料とともに、三江線88年の歩みを紹介するものです。

タイトル:
RMライブラリー 222 三江線88年の軌跡
定価:
1250円+税
発行年月日:
2018年1月20日
978-4-7770-5421-3

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