各地の非電化路線の現状を見ると、国鉄時代からその主役だったキハ40系も、もはや運用線区を数える方が早いほどの数にまで減ってしまったようです。しかしながら、新系列の車両が続々と登場する一方で、まだまだ国鉄型・キハ40系に対する我々模型ファンの思いは熱いです。そこで今回は全豪に続き気動車特集を展開。最後の全国配備の国鉄型・キハ40系の作品を中心に新系列の気動車、これから発売となる気動車アイテムなどを含めた、盛りだくさんの内容でお届けします!この夏は、あなたの模型線区も「非電化」で楽しんでみませんか?
★まだまだあります今月のみどころ
●PREMIUM REVIEW戦前の古豪、晩年の活躍 KATOから発売された京急230形をディテールアップ!屋根上、車体、床下と加工を施し、230形晩年の姿を再現しました。また、即窓には保護棒を洋白線で別体化し、さらに差し替え可能な車両として230形グループでは特異な3扉車も用意。編成のバリエーションも楽しむことができる魅力的な作品をご紹介します!
●3Dモデリングで作った西武鉄道の車両たち〔最終回〕 3Dモデリングによる西武鉄道の電車たちを紹介してきた本連載もいよいよ最終回。その最後を飾るのは、西武鉄道唯一の「新交通システム(AGT)」を採用した西武山口線8500系レオライナーです。現行で活躍するカラフルな全3編成を再現したディスプレイモデルをご覧いただきます!
●東京都電6000形 製品組立てインプレッション 番外編 1:24の迫力あるビッグスケールで話題となったグッドスマイルカンパニーの都電6000形。これまではディスプレイモデルの製作をご覧いただきましたが、今回動力化に最適な製品を発見!新たにもう1両製作し、台車をGゲージ動力化。実際に走行させるまでの様子をお届けいたします。今回は以前とは異なる6000形の更新車仕様となっている点にも注目です!
創刊25周年イヤーの特別企画としてお送りしてきた背景紙をはじめとする特別付録も本号がラスト!その締め括りにふさわしい付録として、A面は大変ご好評いただいた「流し撮り背景紙」が走行用と同じ16番車両でも収まる大判サイズで帰ってきます!またB面は映えるNゲージミニレイアウトシートの第2弾が登場!今回はなんと「水田のある直線区間」と「鉄橋のある直線区間」の2種類が作れます。もちろん前号のモジュールとも接続可能。拡張してお楽しみください!