大好きな趣味を思う存分堪能できる「ホビールーム」。幼少の頃、押入れや樹木の上に作った「秘密基地」のような、自分だけの時間が流れる夢のスペースを持つことは、趣味人にとって憧れのひとつと言えます。今月の特集では、そんな理想の空間「マイホビールーム」の夢を叶えた鉄道模型ファンの皆様宅にお邪魔して、各ホビールームの全貌や、実現に至るまでの苦労話などを伺いました。また、素敵な趣味空間を作るためのアイディアや工法を、実例と共に紹介します。
★まだまだあります今週のみどころ
●豊穣の感動空間 JAMコンベンション2019国内最大級の鉄道模型の祭典「JAM国際鉄道模型コンベンション」が、今年も8月16~18日の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。今回で20回目という記念すべき節目を迎えたJAMコンベンション。一般モデラーの出展「モデラーズ・パフォーマンス」をはじめ、ステージイベントまで含め、これまでなない充実度と作品の完成度の高さが感じられました。本誌ではイベントレポートのトップとして、モデラーズパフォーマンスから編集部が特に注目した出展作品を紹介いたします。
●PREMIUM REVIEW 架線下を往く併結ディーゼル急行 キハ58系〈いいで〉〈ざおう〉模型製品の更なる楽しみ方を紹介する同コーナー。今月はKATOより2018年にフルリニューアルされたNゲージ製品・キハ58系から、急行〈いいで〉、急行〈ざおう〉セットを題材とした加工作例をはじめ、模型製品の形態や本製品が該当する1978~79年時点における実車配置表も掲載。
●日本車両 鉄道同好部の運転会車輌製造のトップメーカーである日本車輌製造。その社内を拠点に活動するのが「日本車両 鉄道同好部」。運転会会場で走行する車輌は手を加えられたものが多く、実車構造を知り尽くした人達だからこそ可能な模型作りには毎度驚かされるものがあります。今年はどんなこだわりが見て取れるのでしょうか?
●世界鉄道第58回 トラムが行き交う街 オーストリア・グムンデン海外の鉄道の話題をお送りする「世界鉄道」、今月はトラムシリーズの第4回。オーストリアの有名な湖トラウンゼーのほとりにある人口13,000人あまりの小さな街・グムンデンを走る路面電車をご紹介。市街地の路線長は約3kmと極めて短いながらも、100‰の急勾配や超狭小併用軌道を有する大変ユニークな路線です。