ジュネーブオートショーでカウンタックのプロトタイプ、LP(Longitudinale Posteriore:縦方向・後部:縦置きミッドシップの意)500が発表されてから、2021年で半世紀が経過した。カウンタックという車名が、イタリア北西部のピエモンテ地方の方言で「驚いた」を意味するものであることは有名だが、50歳となったカウンタックは相変わらず我々を驚かせてくれる。カウンタックは1974年に市販を開始し、1988年に発表された25thアニバーサリーの生産終了をもってその歴史に幕を下ろしている。一見華やかなカウンタックであるが、14年の生涯はランボルギーニの経営状況が思わしく無かった時期にも重なっており、決して順風満帆といえるものではなかった。しかしながら、その間、一度も精彩を欠いたことはなく、ディアブロ、そして現代のアヴェンタドールまで続く、スーパーカー・ブランド、ランボルギーニの確固たるポジションを築く礎となったのである。そんな偉大なるカウンタックに改めて敬意を示すと共に、これからも我々クルマ好きを驚かせて続けてくれることを願ってやまない。
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