今や生産規模的にも、車両の品質的にも世界一の自動車メーカーとして認知されているトヨタ。ル・マン24時間レースの制覇など、その技術力の高さも世界中で知られるところだ。そんなトヨタも、1960年代にさかのぼると、世界的に見ればまだまだマイナーな自動車メーカーであり、その広告塔としての役割を担い、世界に通用するトヨタのイメージリーダーとして開発が急がれたのが2000GTであった。バックボーンフレームシャシーや、乗用車用のSOHCユニットをDOHC化した専用エンジンなど、ロータス エランの影響も強く感じるが、100%トヨタ自製(ヤマハとの協業)で開発された2000GTは日本初のスーパーカーと表現するに相応しく、またその完成度の高さは世界中のスポーツカー好きにインパクトをもたらすことに成功した。それから約半世紀、2000GTの評価は年々高まり、またその資産価値も世界に名だたる名車やヒストリックカーを凌駕するほどになっておる。今回は、アオシマから長年のミッシングピースであった1/24の後期型がリリースされることを機に、様々なフィールドで活躍した2000GTたちを振り返ってみたい。
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