印刷物の持つ美しい世界観と指先がよろこぶ紙の触感、そして書き言葉が持つ力について。
「印刷物の時代はもう終わりに近づいている」という意見を最近よく耳にします。
文章を書くことは素晴らしい行為です。私たちが書いたり読んだりすることは、
私たちと他者が世界とお互いについてどう考えているか形作るからです。
ジャーナリズムは社会を変えます。
文学は人生を変えます。
筆記用具の手触りがもたらす喜びから、文章に秘められた力まで、
今号のKinfolkは印刷物の持つ力を祝福します。
・『君の名前で僕を呼んで』の作者アンドレ・アシマン
・伝説の雑誌『Holiday』を復刊させたクリエイティブ・ディレクターのフランク・デュランド
・カリグラフィー・アーティストのニコラ・ウシュニール
・アーティスト兼女優のアン・デュオン
・セルフケアの進化
・イラン人フォトグラファーのシリン・ネシャット
・トルコ人小説家のエリフ・シャファク
・コートジボワール出身のスタイリストのルイス・フィリッペ・デ・ガゴー
・子守歌についてのエッセイ、など