「カーボンニュートラルの実現へ向けたリソースの集中」を掲げ、2021年シーズン限りでF1世界選手権へのパワーユニット・サプライヤーとしての参戦を終了したホンダ。モータースポーツは企業としてのアイデンティティだと自他共に認めるホンダだけに、その発表は残念に思うファンも多いだろう。そして市販車においても、軽オープン2シーターのS660が2022年3月にて生産を終了。さらに第二世代NSXは、実質的な2022年モデルである世界限定350台の「タイプS」生産終了とともに姿を消す。ホンダのスポーツモデルと呼べる存在は、国内にはシビックとN-ONE RSのみという状況は寂しさも感じるけれど、ホンダスポーツの灯はまだ消えてないと信じたい。まもなく登場する新型シビック・タイプRや、そして北米市場にて復活を果たした新型インテグラなど、ホンダ車フ ァンの魂を震わせる期待のニューモデルも次々に登場するからだ。
・第二世代NSXが見せた未来とは2022 NSXタイプS試乗・NSXタイプS、生産開始モデルライフ最終章を飾る350台・2000年代ホンダスポーツ 2004 NSXタイプS/2006 S2000・新型シビック・タイプR・プロトタイプが初披露など
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