多くのサーファーにとって、クルマはサーフボードとウエットスーツに次いで大切な相棒だろう。単なる道具などではなく、自分自身の生き方やスタイルを表す鏡のように捉えている人も少なくないはず。それはなにも日本のサーファーに限った話ではなく、Blue.が出会ってきた世界各国のサーファーたちも同じだった。そんな彼らの姿を見て、私たちはこう思うのだ。本当に大切なのは「なんのクルマに乗っているか」よりも「そのクルマが、その人に、その生き方に似合っているかどうか」だと。Blue.72号の巻頭特集「クルマが好きです」は、これまでBlue.が出会ってきた世界各地のサーファーたちの“クルマのある風景”からスタート。魅力あるサーファーの愛車ライフは、まるで映画のワンシーンのよう。そして第2部は日本人サーファーたちが語る想い入れたっぷりの愛車ライフ。いい時も、そうじゃない時も一緒に過ごしてきた愛車は、オーナーにとって家族同然の存在なのだ。さて、眩しく映るのはクルマか、その人自身か。願わくば、その両方でありたい。