80年代前半にRZ250が発売されてから80年代の中盤まで、RZの名前はクラス最速の称号であった。スチールフレームに水冷2ストローク・トルクインダクションエンジンを搭載し、リアにはモノクロサスペンションを装備するという基本的なレイアウトを踏襲しストリートやサーキットで新たなスポーツバイクとしての金字塔を打ち立てた。ここでは人々を熱狂させた当時のことを振り返りながら、それぞれマシンがどんな存在であったのか、今、どんなふうに感じるのかをお伝えしていくことにしよう。
RZ50/RZ125/RZ250/RZ250R
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付録DVDトップチューナーが語るエンジンの組み立て方
※こちらは2015年に発売した小社ムック『ヤマハRZ&RZR』の復刻版です