サーファー目線のステイ先つぎは、ここに泊まろう
海との距離、主人の人柄、アフターサーフの湯舟や食、ビールを片手に眺める星空……ステイ先を選ぶ観点は人それぞれというのを前提に、サーフトリップの色というのはその選択によってかなり変わってくると思う。もしも初めて行くエリアで、宿の主人が現地のサーフィン事情に詳しければやっぱり心強いものだし。Blue.的に思うのは、どんなステイ先、すなわちアコモデーションを選ぶにせよ、大切にしたいのは「サーファーとしての私」を温かく迎えてくれること。落としきれない海の砂がついた顔でただいまと言う私、日の出前からごそごそと動き出す私、ウエットスーツを干す場所を探す私、そんなサーファーとしての私たちの気持ちをわかってくれる宿の存在は、カルチャーの大切な一部だ。というわけで、Blue.102号はサーファー目線で選ぶステイ先を大特集。トリップはサーフィンの醍醐味。さぁ、つぎはどこへ行き、どこに泊まろうか?そして巻頭インタビューではジョージ・グリーノーの貴重なロングインタビューを掲載。今あるサーフシーンにあまりにも大きな影響を与えたリビング・レジェンドの心境に、盟友アンドリュー・キッドマンが迫る。