1989年に登場し、現在の阪急電車の主力として活躍する8000・8300系。それまでの阪急電車のスタイルから一歩進め、大きな前面・側面窓の採用により、軽快で精悍なスタイルとなり、屋根肩部分のクリーム色のアクセントは、この形式によって全線区に広がりました。本書では1997年までに段階的に導入され8000系98輌、8300系84輌のすべてを包括的に取り上げ、同形式の現在までの姿を追いました。
主なコンテンツ
・8000系の概要と主な履歴・8000編成竣工時のプロフィール・京都線用8300系の概要と主な履歴・座席収納車8200系・8200系の接客設備・8000系の屋上細部