近年、より身近になったデジタル造形機器によって、手先の器用・不器用にかかわらず、高精細で均質で、きれいな仕上がりをもつ造形作品を家庭でも気軽に製作ができるようになりました。2012年に発売の『鉄道模型デジタルモデリング』、2015年発売の『鉄道模型3Dプリンタガイド』に続く、デジタル工作シリーズの最新版。本書『鉄道模型 デジタルモデリング マニュアル』では、最新の光造形方式による家庭用3Dプリントの、方法を紹介するほか3D-CAD(三次元設計システム)ソフトウエア「Fusion360」でのモデリング方法。そのほか、大手鉄道模型メーカーの担当者が明かす、鉄道模型の設計について、3Dプリントを利用した鉄道模型作品の紹介。そのほか、2次元の画像編集ソフトを使っての、ストラクチャーの看板、標記類の製作実例のほか、画像編集ソフトを通してのインレタ、デカールの制作。3Dプリントを利用したNスケールレイアウトの製作など、工作方法と実例をふんだんに掲載。家庭用3Dプリンターで鉄道模型作りをとことん実践する内容です。