2017年11月21日

レイル・マガジン 412号 2018年1月号

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【特集】特急〈踊り子〉の系譜

今月は特急〈踊り子〉および湘南伊豆方面にゆかりのある優等列車について特集します。エル特急〈踊り子〉は1981年10月1日より185系特急型電車を用いて運行が開始されましたが、以来36年間、湘南伊豆方面へのアクセス列車として活躍を続けています。そして〈踊り子〉の運転開始前には〈いでゆ〉や〈湘南日光〉、〈あまぎ〉や〈伊豆〉などの優等列車が運行されていました。157系というと、〈あまぎ〉での活躍ぶりを思い出す方も多いのではないでしょうか。また、〈踊り子〉は臨時列車としてEF58・EF65が牽引する客車列車が設定されていたことも特筆されます。運転当初は東京機関区の受け持ちで、お召機61号機も牽引機を務めました。
そこで本号では、東海道本線東京口の優等列車や湘南伊豆方面に向かう列車などの歴史を振り返り、特急〈踊り子〉のあゆみを数々の貴重な写真とともにまとめるほか、ワンシーズンのみ実現したEF58牽引スロ81使用の〈お座敷踊り子号〉のフォト・エッセイも収録しています。

【一般記事】
・巻頭のグラフでは、「最後の『アルパインブルー』」と題して、豊田車両センターに転属してから15年を数える189系M50編成をテーマにした作品を掲載しています。
・山手線のE235系の増備に伴うE231系の転用が進み、首都圏の通勤型車輌にも少しずつ変化がみられますが、本号では武蔵野線205系の現状についてまとめた記事を収録しています。
・いわゆる旧型客車は、物理的には原則としてどのような順序でも連結することができますが、実際の運用では一定程度の規則性が存在していました。それを解き明かす記事が「考察・国鉄旧型客車の連結順序 ~旧客の『つなぎ方』~(前編)」です。昭和4年施行の「旅客列車編成心得」以降の国鉄文書から浮かび上がってくるその法則性とはどのようなものなのか、お手に取ってお確かめください。
・海外の話題では、「バイエルンの紅いDL」のタイトルでDB218形牽引国際旅客列車のグラフ+ミニガイドのほか、「哈密(ハミ) 1992-2017」と題して世界最後の現役蒸気機関車に関するフォト・エッセイも掲載しています。
・多様な形式が在籍・走行する東日本エリアの新幹線について、近年の動向を整理するレポート記事を収録しています。

【今月の連載記事】
・「今日も空鉄」第28回では、木曽森林鉄道の雰囲気を現在に伝えてくれる赤沢自然休養林の赤沢森林鉄道を取り上げます。密林の中をトコトコと進む森林鉄道の空からの光景をお楽しみください。
・「続・名峰へのプロローグ」第11回は、「甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)と秩父鉄道、中央本線、しなの鉄道」。秩父・勝沼・小諸という3つの街を“繋ぐ”甲武信ヶ岳について、方角ごとにさまざまな姿をお楽しみください。
・「最盛期の国鉄車輌」では、D50形蒸気機関車の章の第2回目となります。同形式の2次型から4次型までの、それぞれの特徴などについて写真とともに解説します。

タイトル:
レイル・マガジン 412号 2018年1月号
定価:
1148円+税
発行年月日:
2017年11月21日