【特集】BMWで駆けぬけろ
日本でBMWの知名度が一気に上がったのは1970年に入ってからで、人気を牽引したのは02シリーズとその後継車として登場した初代3シリーズだった。当時は最上質車のメルセデスに対して、走行性能ならばBMWといった具合に棲み分けがなされ、どちらかと言えばBMWはカーマニアに愛されるドイツ車というイメージが強かった。その後、2代目3シリーズがバブル景気に乗じて大ヒットし、“六本木のカローラ”などと揶揄されるようになると、かつてのツウ好みで硬派な印象はなりを潜め、デートカーの花形としてもてはやされる様になった。しかし、日本市場での印象はともかく、BMW車の本質は、同社が古くからコンセプトに掲げる『Sheer DrivingPleasure(駆けぬける歓び)』の理念を通じて今なおブレることなく貫かれている。今回はカーマニアを魅了した年代のモデルを中心に、BMWをフラッシュバックしてみたい。
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