はたらくクルマの頂点、パトカーは僕らの胸を熱くするなぜパトカーはカッコよく見えるのだろうか。クルマ自体は基本的には市販車と何ら変わらない形状をしているし、何か特別なカスタマイズが施されているわけではない。強いて言うならボディを黒と白に塗り分け、ルーフの上に警光灯を備えて、警察章(旭日章)のバッジをノーズに煌めかせているだけだ。ただパトカーが街を往けば、その周辺には緊張感が漂い、暗い夜道で遭遇すればふと安心感すら覚えたりする。クルマであってクルマではないもの、つい正義の味方のように、擬人化して考えてみたくなる存在、それがパトカーなのである。結局のところ、子供の頃に自動車図鑑や働くクルマの絵本で見たパトカーに覚えたヒロイズムが、刷り込みのようにクルマ好きの胸中に存在し続けているのであろう。
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