「足のいいやつ」――ご存知、初代カリーナ登場時のキャッチコピーだ。ここで注目したいのは、「足」であって「脚」ではないこと。この漢字の使い分けは、意味を尋ねられると答えに窮する人も少なくないだろう。「手」と「腕」の違いになぞらえるとこれは分かりやすい。「足」は足首から先、対して「脚」は、「健脚」というように丈夫さを託すものかもしれない。自動車の場合であれば、「足」ならサスペンションやタイヤによる走りの性能、「脚」ならシャフト類も含めたドライブトレイン全体の丈夫さ、ということになろうか?スポーツカーがいい足を持っているのは当たり前で、カリーナがわざわざそう断っていたのは、それがファミリーセダンだったからである。スポーティなファミリーセダンといえば、やはりエンジンは軽量な4気筒であろうし、ボディは使い勝手最優先の4ドアであろう。今回はそんな軽快な4気筒4ドア・セダンを特集してみた。
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