数か月前、「フォルクスワーゲン・ビートルが生産終了、80年の歴史に幕」というニュースが伝えられたのは記憶に新しい。「えっ、初代ビートルってまだどこかの国で生産してたの?」と勘違いしたのも束の間、それは「現在のザ・ビートルが生産を終える」という報であった。とはいえ、こうした現象が一般ニュースとして報道されるというのも、かつてのビートル、タイプ1の偉大さを示していると言えるだろう。元祖ビートルなかりせば、ニュービートルもザ・ビートルも存在しなかっただろうから。「大衆の自動車」として、あの独裁者の元、ドイツで生まれてから80年。第2の故郷アメリカで大人気を博し、生活の道具としてだけでなく遊びのアイテムとしての個性を開花させ、「バサバサ」という排気音を全世界に轟かせてきたビートル、そしてその派生車種の一族。今改めて、その魅力に模型を通じて触れてみよう。
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