近年恒例となったポルシェ特集、今回は前回から約1年、11カ月ぶりのお目見えである。222号から数えると4回目となるが、ポルシェ、特に911系の人気は衰えるところをしらない。ここ10年ほどを振り返ってみても、タミヤとドイツレベルの934、フジミのRSRターボなど、ポルシェ往年の名車が新金型でキット化されている。これまでの特集記事ではこれらのキットも残さず作例として掲載してきたが、この分ではこれからの数年間にも、新たなキットの登場が期待できるのではないだろうか。前回も触れた通り、RWB(ラウベルト)やシンガーのようなチューナー、さらにマグナス・ウォーカーといったビッグネームの登場も、ポルシェをめぐる世界を盛り上げてくれている。思えば、日本のクルマ好きにとっては、あの日本グランプリでスカイラインを相手に熱戦を繰り広げたときから、「行き着く先にポルシェ」が居たのだ。これからも、モデラーの目指す先にはポルシェが居続けるに違いない。
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