国産車のヴィンテージイヤーといえば、1989年というのが定説となりつつある。R32スカイラインGT-R、ユーノス・ロードスター、初代セルシオなど、この年に生まれたクルマは確かに名車揃いであった。しかし、その20年以上前にも、ヴィンテージイヤーと呼べそうな年があったのをご存じだろうか。高度経済成長まっただ中の1967年がそれである。この年に誕生した国産車には次のようなものがあった。ホンダN360、510ブルーバード、コスモスポーツ……こんな綺羅星のような名車たちの中でさらに段違いの輝きを放つビッグネームがある。それこそが、トヨタ2000GTだ。日本車初の本格的GT/スポーツカーとして、世界的にも尊敬の眼差しを集めているこの名車は、来年2017年で誕生50周年を迎える。そこで今回は、ハセガワのトヨタ2000GTを使って、その様々な姿を楽しんでみた。その他のコンテンツ・第56回 全日本模型ホビーショー・究極のミニチュアカウンタック・アメリカン・モデル・カーズ 番外編
ほか