特集:魅惑のオールドラリーカー
1970年代のラリーカーが懐かしい。車輌の主流が4WDとなりグループBでの熾烈な闘いが繰り広げられるよりも前、グループ2やグループ4の後輪駆動車がメインだった時代。街で見かける市販車をベースにしたそれらのラリーカーには、「騎士道」や「侠客」といった言葉が似合いそうな、武骨な中にも秘めた優しさがあった。フォード・エスコートやフィアット131アバルトのような速い“ハコ”。カローラ・レビンや三菱ランサーのような、高性能ぶりを当時世界にアピールし始めた日本車。そしてポルシェ911やランチア・ストラトスのような生粋のスポーツカー、ハンドリングマシーン。「ラリー」の語源は、「再び呼び集める」という意味のフランス語「rallier(ラリエ)」であると言われている。今回は、そんな名車たちを模型で再び集合させ、その魅力をあらためて味わってみたい。
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