今年2017年は、ロータリーエンジンを搭載した自動車としては初の量産車であるコスモスポーツが、マツダから発売されて50周年にあたる。ロータリーエンジンの半世紀は、まさに闘いの日々であった。レースフィールドにおけるスカイラインGT-Rとの闘い、オイルショックとの闘い……。ル・マン24時間への挑戦という世界レベルでの闘いは、日本車初の総合優勝という、輝かしい収穫をもたらした。思い起こせば、その登場からしてマツダ・ロータリーは、「悪魔の爪痕」をはじめとする様々な障害との闘いを宿命づけられてきたのだ。その全てにおいて見事な勝利を収めてきたマツダ・ロータリーではあるものの、RX-8の生産終了と共に、今はしばしの眠りについている、しかし、2019年にはRX-9となって復活を遂げるのではないかとの噂しきりなのだ。この復活への試練にも勝利することを祈りつつ、マツダ・ロータリーエンジン車を模型で味わってみよう。
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