写真や映画、音楽などが全て"データ"で処理され、惜しげもなく浪費される昨今にあっては、銀塩フィルムの現像機材や映写機、アナログレコードにレコード針は全く無用の長物。多分未来のクルマだってそうだ。モノよりコトがもてはやされる時代にあって、クルマは畢竟"瞬間物質電送機"を目指すのだろう。しかし我々の趣味は、その対極の行為。コトよりモノ、オブジェそのものに惹かれる趣味人に向けて、これからも一生付き合えるクルマを具体的に提案してみたい。
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