日本には"スーパーカー"という言葉がある。1977年を最高潮とするスーパーカーブーム。カウンタック、BB、ポルシェターボ、イオタ、ストラトス……など、多くのスーパーカーに少年たちは熱狂した。その世代が大人になり実車を手に入れた今でも、"スーパーカー"という言葉に子供っぽい響きを覚えるのは、マインドがスーパーカー少年のままだからに違いない。そして純粋とも言えるその思いが強いのは、ランボルギーニ・オーナーに多いように思える。それはまるで翼を生えたように天高く見えたカウンタックのガルウィング、シザードアがもたらすカリスマ性、消失してしまった幻の1台であるイオタが持つミステリアスさなどがもたらすのだろうが、そういったランボルギーニへの想いは少年の心の中で静かに育まれ、やがて"偏愛"とも呼べる熱狂的な愛へと昇華していく――。本特集ではそんな"愛"の形をご紹介したい。
・カウンタック幻のプロトタイプ、LP500を再現した男・世界に1台、ウルフ・カウンタック2号車を再現した男・ウルフ1号車を所有するランボルギーニ界のキーマン・進化するファイティングブルが示したふたつの方向性・SVJを生み出した幻の1台・チーターから生まれた奇跡の1台・ランボルギーニと"格闘"した日々の振り返りという極私的な話
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など