趣味の世界では、人と同じである必要はない
自動車にまつわる昔のジョーク。初めてフォルクスワーゲン・ビートルを見た人が、フロント・フードを開けてびっくり。「エンジンが入っていない!」そしてリアのフードを開けて今度は、「良かった、スペアのエンジンが用意されていたよ」とひと安心。フロント・エンジン/リア・ドライブが主流だった時代の話だが、たとえば戦後の一時期、リア・エンジン/リア・ドライブ(=RR)は欧州や日本を中心に少なくないメーカーが採用、決して特殊な駆動方式ではなかった。もちろんそれが最適解と言えないものも少なくなかったが、そんな機械的な特徴を個性として発展させ、乗り手の気持ちを熱くさせることが出来た名車も数多く生まれて来たのだ。今月はそんなクルマと、それに魅せられた人々をご紹介していく。
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